監督より
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
皆さんには、大学生活の4年間をどう過ごすか、卒業後どんな社会人になりたいか、具体的なイメージはありますか?
おそらく、ほとんどの方が、漠然とした希望や不安を抱えながら、手探りの大学生活をスタートすることになるかと思います。
かくいう私もかつてはそんな新入生でした。
しかし、ラクロスという競技、ラクロス部という団体に出会って、私の大学生活はとても充実した、そして人生の中でかけがえのない時間となりました。
それは、ラクロス部の素晴らしい先輩、仲間、後輩たちに出会えたことはもとより、
ラクロスという比較的新しい大学スポーツに、自主的・自律的に取り組むことができたことが、
私のその後の人生における大きな財産となったためです。
現在のラクロス部は、当時とは異なり、私をはじめとする数人の社会人コーチがサポートに加わってはいますが、
皆それぞれ仕事を持った社会人ですので、常に練習や試合に参加できる訳ではなく、部会運営のほとんど全てが学生主体で行われます。
ラクロス部の学生たちは、幹部学生が中心となって、自分たちで目標を設定し、その目標への道筋を描き、その目標に向かって、時には仲間とぶつかりながらも、それぞれのポジションや役割を担って努力し続けていきます。
これはまさに、皆さんの多くが大学卒業後に経験する企業等での活動の縮図といえます。
ラクロス部の学生たちは、組織とは何か、組織運営とは何かということを肌身で感じながら、
他の多くの学生には体験できないレベルでの活動をしていますので、4年間での成長ぶりには目を瞠るものがあります。
ですから、大学職員の私の目から見ても、ラクロス部の学生は、他の多くの学生とは顔つきが違います。
一言でいうなら、「自信にあふれた精悍なイイ顔をしている」のです。
3年生になる頃には、同世代の若者とは比較にならないくらいにしっかりとした考え方が身に付き、当然、就職活動等でも高く評価されることになります。
今年、創部33年目を迎えるラクロス部には、各界で活躍するOBが200人近くいますが、一流企業で世界を股にかけて活躍している人、国家公務員、弁護士、公認会計士、MBAホルダーなど多様な人材の宝庫です。
彼らOBは当然のことながら、現役学生の協力なサポーターとして、物心両面で支援してくれています。
彼らの存在が、部活動や就職活動、さらには社会人生活において、心強い存在であることは言うまでもありません。
ラクロス部での活動は、皆さんの学生生活に目標と責任感、大きな自己成長をもたらすとともに、皆さんの人生に感動と充実感、そしてOBの先輩方を含めたかけがえのない一生の仲間を与えてくれることでしょう。
是非、1人でも多くの新入生が私たちラクロス部の活動に関心を持ち、新しい仲間とともに歩む充実した学生生活に飛び込んでくれることを期待しています。
グランドで会いましょう!
監督(中央大学ラクロス部 4期) 高橋 大輔
主将より
2024シーズン主将を務めさせていただきます、塚田啓生と申します。
今シーズンのスローガンは「マクレ」。
現在、当部は目標である日本一はおろか、過程であるFINAL4にすら到達できておりません。
この現状を打破し、頂点まで捲り上げる。この一心で練習に取り組み、勝ちまくれる集団となるよう、主将として尽力いたします。
今後も中央大学ラクロス部への応援をよろしくお願いいたします。
33期主将 塚田啓生